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The Quiet Sound of Water

The Quiet Sound of Water

イベントシステム

イベントシステム

イベントシステムを充実させることはゲーム性の柔軟さと多様さにつながる。
けっこう重要な部分だと考えている。

概要:
イベントスクリプトの定義と実行方式を決定する。
イベントスクリプトとはイベントの内容を定義する命令セットである。
実行方式はスクリプトを読み込んで動作する機能の実装方法である。
イベントで扱うことのできる機能の範囲や処理フローの方式を検討する必要がある。

イベントスクリプト定義の検討:
スクリプトと言ってもいろいろなものがあるが、その定義形式を検討するにあたって考慮すべきことは、
・記述の容易さ、シンプルさ
・複雑な処理の構築が可能なこと
この2点である。
一見矛盾するようだが、シンプルな動作の組み合わせの結果、複雑な処理が構築できればよい。
また、記述の容易さという点においては、例えばイベント構築用のツール等を用意することで記述の手間が省ければそれでよい。

シンプルさを追求すると、イベントの最小単位は以下の要素になる。
・【対象】を【一定量】【操作】する
言い換えると、
「○○を××分だけ△△する」
である。
【対象】に応じて、指定できる【量】と【操作】は異なる。
実際には拡張して、
「□□に対して○○を××分だけ△△する」
となるかな?

これに加えて、起動の条件が必要だ。
ここは実は構成に悩むところだ。全てのイベントに起動条件を設定するという手もある。
イベントの構成をツリー状にし、ルート部分のみに起動条件をもたせる方法もある。

スクリプト実行方式の検討:
ここではスクリプトによるイベントの構築方式を含めて検討する。
まず第一に、イベントは連続性を持っている必要がある。
複数のイベントの組み合わせによって複雑なイベントを構築するからである。

さてさて。どうやるか。

案1:
PHI方式:一行に1イベント。全イベントに起動条件を持たせる
・起動条件,処理,量・対象

案2:
イベントグループ方式:複数行を1まとまりのイベント(イベントグループ)として、グループに起動条件を持たせる
・起動条件
・処理,量・対象
・処理,量・対象
・処理,量・対象

案3:
関数方式:イベントのまとまりを関数的に定義し、起動条件は別で管理する
イベントグループ{
イベント1
条件分岐{
イベント2
}
イベント3
}
起動条件1:条件,起動するイベントグループ,引数(*)
* 引数には対象や量などを指定可能にしておく


・・・答え明らか?(^^;


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